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内田「ヒャハハハハ!」
ワーカーホーリックスの内田泰は倒れたセイサクをジャンプで真上から踏みつけ、それを踏み台にし、下平に蹴りを放った。
坂本文男の言葉が聞こえて来たのとほぼ同時の出来事だった。
奇襲とも言える突然の攻撃に下平は避ける暇がなかった。
内田は倒れた下平の顔面を踏みつけ、今度は方向を西海屋とフジケンに変えて突っ込んだ。
口喧嘩に夢中の二人は内田の暴挙に気づいておらず、坂本の声も届いていなかった。
内田は真後ろからフジケンの後頭部にラリアットをかまし、地面に叩きつけた。
西海屋「な!!!?」
突然フジケンの巨体が地面に転がった為に西海屋は呆気に取られており、そこを狙われた。
転がったフジケンの真後ろから突然現れた内田は西海屋の顔面に拳を突き刺した。
宙に浮かんだ西海屋だったが、内田は逆の拳をすでに放っていた。
坂本「いい加減にしろクズがぁ!」
内田の二発目が西海屋に当たる瞬間、坂本が間に入り込み防いだ。
二発目は防いだが西海屋は一撃で意識が飛ばされかけており、坂本の後ろで崩れ落ちた。
内田「アヒャヒャヒャ」
坂本「イカれてやがるぜお前…」
坂本は防いだ時に掴んだ内田の手を引き寄せながら殴りつけた。
一発、二発、三発と連続で内田の顔面に拳が入る。
内田は倒れる事なく足を踏ん張らせ、少しだけ後退しながらうすら笑っていた。
内田「ムカつくぜお前!アヒャヒャヒャ!」
坂本「く、何だ…コイツ… キモチワルイ」
内田は頬に付着した血を舐めて笑い出した。
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