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突然だったので、シドロモドロになってしまった。
「オレは五十嵐 秀一って言います。よろしく。」
「…私は、紅葉…」
「そんな警戒しないでください。」
と、秀一は苦笑する。
そこに少し騒がしい男の子と目つきの鋭い男の子が店に入ってきた。
騒がしい男の子があたりをキョロキョロと見回していると、目つきの鋭い男の子が紅葉達に気づいて、騒がしい男の子の裾を引っ張る。
ぶっきらぼうに見えるその男の子の仕草がなんだか子供っぽくて可愛いと思ってしまったのは、ヒミツだ。
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