仲間…2

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早くしろ、とでも言いたいのか少し眉をひそめている。 「…う~ん、とりあえず…自己紹介??」 「そうですね、じゃあまず、蓮から」 そう言うと皆の視線が蓮に集まる。 こういう話は公共の場ではしない方が…、と思ったが なぜか今日は人がいない。 ガタッと蓮が立つ。 「オケ~…コホン、え~と、俺は蓮。人間の世界ではこう書いて…」 と、机の上で漢字を書く。 「妖怪の世界では、普通にレン。狼の種族で技は主に牙で噛んだり、爪で引っ掻いたりする。以上。」 蓮がガタンッと座ると、次は秀一が立った。 「俺は五十嵐 秀一と言います。漢字はこうで…」 と、蓮と同じように机に書く。 「妖怪の世界では…「∑えぇっ!?、秀一さんも妖怪なの!?」」 思わずガタンッと立つと、秀一は驚いた表情を見せたがすぐに微笑んで、 「…えぇ、そうですよ」 と言った。 「へぇ、そうなんだ。…あっ、すいません、話してる途中に…」 「別にいいですよ。」 「…つ、続きお願いします…」
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