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「はい、えっと、種族は特にありませんが、魔法みたいのなら基本なんでもできます。主に使うのは風ですね」
そう言って、軽い風を紅葉におくる。
「わぁ…涼しい…」
「…炎なども扱えますが、あんまり使わないので基本的なコトより少しできるくらいです。以上、よろしくお願いします。」
カタン、と秀一が座る
「………」
「どうしたんですか?? 次は瞬夜ですよ」
「…チッ」
軽く舌打ちをして立ち上がる瞬夜。
「…俺の名前はさっき教えた。種族なぞ知らない。主に使うのは氷と炎だ。」
「氷と炎??」
ガタッと座る瞬夜に問いかける。
「……そうだが」
「真逆なんだねー。」
「……………」
「…次は紅葉ですよ。」
「あ、はぁい」
と、返事をして立ち上がる。
…立ち上がる意味はないのだが。
「私、紅葉って言います。普通にこうようって書いて紅葉って読むよ。 種族はぁ…んーなんていうかなぁ…人魚??」
《∑人魚!?》
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