出会い

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「で、紅葉はなんでこんな夜更けに、しかも屋根を歩いてたの??」 「え…いや蓮には関係ないし、」 「∑うわ!ひでーし…」 「…だって関係ないんだもん…」 「まぁいいや。とにかく、危ないから送ってってやんよ。」 「…え…いや、良いけど…送ってくれなくて」 「いいからいいから!!行くぞ」 そう言って、私の手を引いてく。 「…え、ちょっ、蓮私ん家、知ってんの??」 「…∑あ、やべ、しらねーや」 「…プッ」 「∑えぇっ!そこ、笑うとこ!?」 「…くくっ、いや、普通に笑うとこだよ…プククッ」 「∑ガーン…」 「あ~面白かった!!でも、メンドいから屋根つたって行くけど、それでもいいなら送ってもらってあげるよ」 「∑何その上から目線っ!?」 「あっはは、で、どうなの??送ってくれんの?くれないの?」 「…ち、送ってってやんよ。言い出したの俺だし。」
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