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気付けば、8時 「あとは見直すだけか。早く終ったな。」 「そうですね。」 「良かったな。」 こいつらこんな仕事早かったかと疑問に思って、2人を見ると何故かげっそりになるほど疲れている、3時間の間に。 「この時間ならまだ会いに行けるな。頑張れよ。」 反対を見ると、鹿野がうんうんと頷づいている。 そう塚戸に言われ、理解する。 久々に感じる恋とは違うじんわり優しい気持ち 目を瞑る。 「頼んでない。」 そう呟くと、2人してひどい、この人とおねえ口調で喋りだす。 意外にこいつら仲良いなと思いながら、一言発する。 「ありがとう、な。」 すると2人は嬉しそうにじゃあ帰るかと片付け始める。
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