48人が本棚に入れています
本棚に追加
泣いていた彼女が今は嬉しそうに笑ってる
焦った俺はありのままの気持ちを口に出していた
もっとうまくフォローできたはずなのに、できなかった
でも、そんな俺の言葉でも彼女は笑ってくれた
雨上がりに咲いた華のようだ
生き生きして綺麗だけどどこか艶っぽい
嬉しそうに笑ってる美夕里を見ていると、もっと近づきたくなる、抱きしめたくなる
甘くて蕩けるような優しいキスを降らし、君の頸、匂い、髪に触れ、滑っていく先は鎖骨…
君は俺に応えるように切ない息を漏らし、さらに煽る
理性をなんとか抑え、もっと俺を求めるように焦らして…
俺を欲する言葉を出すまで、何度でも甘い息を漏らし、君の中を俺だけにしていく
「羽坂さん。」
ふいに名前を呼ばれ、彼女を見る
はぁ…俺は白昼夢をみていたのか
想いのままに彼女に触れてしまいたかった
最初のコメントを投稿しよう!