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《椋サイド》
あれから一週間が過ぎた。
通勤電車がまた憂鬱に変わりつつある。
いつもなら見れるはずの彼女が今日もいない
というかいないのが当たり前だ。
仕事が忙しいため、電車を1時間早めに乗っている自分のせいなのだ。
はぁ、と静かにため息をつく
後2日耐えたら、いつもの電車に乗れる
そしたらきっと彼女に会える
それだけでゆうに後2日耐えられそうな自分の単純さに軽く笑うと同時に、もう限界だ、彼女とどうにか接点をもたなくてはとはやる気持ちの自分がいた
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