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ガタンゴトン
ガタンゴトン
肩の力がぬけて電車に揺られていると、眠くなってきた。
あ~ぁと小さなあくびがでる。
その瞬間、駅にとまっていた電車のドアが開いて、慌ててドアの前から少し横にずれる。
すると、彼女が乗ってきて、あくびの最中だった俺と目があう。
彼女は一瞬びっくりした様子だったけど、くすっとひだまりのように微笑んで、電車の中に入っていった。
俺はしばらくフリーズしていた
だが、それが溶けてくると、俯いてうなだれる。
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