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「やるべきことは一つだろ。
戦力を増やすしかないな。」
調理室兼食事室(キッチン)にて、今後の話し合いの最中である。
「うん、やっぱりそーなるよね」
ラルはユッケの発言に同意さるように、首を縦に降りながら言った。
「あの、ちょっといいか?」
服装がロリータから一転し、渋い格好となったガルスが口を開く
「どうした、おっさん」
ユッケのおっさんという発言に少しイラっときたのか、目を少し細めつつも、会話を続ける。
「お前、目赤いぞ。
さては、泣いたな?」
ガルスの口角が上がり、ユッケのリアクションを今か今かと、待ち望む。
くっ!また、こいつお得意の読顔術か!!
「いや、なにも言わなくても良い良い。」
ガルスは満足したかのような顔をし、ユッケを見た。
う、うざいな~
読顔術どーにか成らんのか?
「レモン水召喚」
『3ポイントを消費して、レモン水250mlを召喚します。よろしいですか?』
「承認」
キュッポン!
躊躇(ためら)うことなくガルスの目にぶっかける。
「目、目がああぁぁぁぁぁあああ!!!」
両手で目をおさえて悶(もだ)える。
お前はム○カか
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