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宛先のない手紙
時が経つのはとても早いもので
あなたと別れ もう13年目です
幼い頃に初めてついた嘘や
並んで歩いた七夕祭
クリスマスのデパートの景色
たまに喧嘩してた あなた方2人
たわいのない思い出の一つ一つ
今でも 私は覚えています
ふとした瞬間 ほんの一瞬
言い様のない孤独を感じると
脳裏には笑顔のあなたがいて
強くなれよ パパの息子だろ
そう言って 私の背中を押す
ありがとう ありがとう
ありがとうじゃ伝えきれない
言葉にならない この想いを
伝える術が何かはわからないけど
明日も明後日も何があっても
強く生きてく事だけは誓います
あなたが教えてくれた優しさ
日々の苦悩と喜びを糧にして
神様は信じちゃいないけど
いつかまた会えると信じて
産んでくれてありがとう
あなたの子供で良かった
本当に本当にありがとう
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