Chapter3

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「ぶっはぁぁ! のどごし最高!」  我ながらその飲みっぷりの良さにビールのCM依頼が来て、そこの制作会社の社員がイケメンというひとときの妄想を楽しみ、だらだらとテレビを観ながら自分の時間を過ごした。  キッチンは料理をしない事を前提としたような狭さで、一週間のうち三日はコンビニ弁当、たまに友達と外食をするが、基本的には引きこもって仕事をしている。 小説家ほど孤独な職業はないとつくづく思う。 『新作の小説、まだプロットできてないや……もう0時回ってるし、今週中までにやればいいかな……眠い』  背中をベッドに凭れさせて、満腹至極の幸せを味わっていると携帯が鳴った。
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