Chapter3

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『い、今何時!?』  悠里が携帯のデジタル時計を確認すると、一時十五分前だった。 まだ、なんも考えていなかった真っ白な白紙に明日までに骨組みを作れという命令が下り、夢現な気分が一気に転落した。 『馬鹿ぁぁ! 言い忘れたってなによぉぉ!』  言葉にはできない暴言を内心で吐きまくったところで結局、悠里はパソコンの電源を入れるしかなかった。
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