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カイル
「俺はバカじゃないんだよ、
ルビー。さ、ビュッフェ。
俺の胸で泣け」
ルビー
「アンタが言うと放送が
出来なくなる気がする
ワードだわ」
カイル
「いけない子だね」
ビュッフェ
「ふぁあ!?き、ききききすは
まだ早いと思うんですよ僕!」
カイル
「"まだ"?
なら、親しくなって、
何十回もキスをしよう」
ビュッフェ
「そういう問題ではっ……
かかかか顔が
近い近いですよっ」
カイル
「……君の吐息が、美しい」
ビュッフェ
「ちょなっ、何をしようと!」
カイル
「愛、かな」
ルビー
「バカ、かな」
カイル
「ルビー、お金をくれたら
愛してあげるよ」
ルビー
「この店から出てきなさいよ」
セイマ
「お金で愛は、
買えないんですね……」
ルビー
「なんであんたが
寂しそうなのよ!」
カイル
「さ、ビュッフェ」
ビュッフェ
「ん、はぁ……っん……」
カイル
「耳は、弱いのかい?」
ビュッフェ
「誰からそんなぁぁんっ」
カイル
「ビュッセが、ね」
ビュッフェ
「ビュッセ……?
ビュッセが、こんなこと?」
カイル
「……?」
ビュッフェ
「ぶわっ」
カイル
「やべぇ。
俺の胸で泣いた。」
ルビー
「バカ。」
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