強制恋愛:little girl

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家に着き、料金を支払ってタクシーを降りた。 学生なのにタクシーを使う優雅さ。なんてものは当然ない。 ただ、・・・未成年に間違えられてパトロールしているお兄さんたちに捕まるのが嫌なだけだ。 自分でもわかるほどの童顔。大人の色気なんて持ち合わせてないお子様体型。 そんなのがお酒のにおいをさせながら歩いてたらお兄さんたちは捕まえずにはいられないらしい。 この時間で帰宅してタクシーじゃない日は必ずといっていいほど「君、未成年でしょ」ってな。 嫌になってタクシーになった。 と、まぁそんなことを思いながらも歩いていると自分の部屋の前についていて、がさごそと鞄から鍵をだして扉を開いた。 くつを脱いでワンルームの我が家の寝室に向かう。 その途中で穿いていたストッキングも脱ぎ捨てた。くるくるって丸まったのをぽい、っと廊下に投げていく。 鞄を置いてジャケットを脱いでベッドにダイブ。 ばふん、と音を立てて顔から突っ伏した。 ほどよく回った酔いが心地いい。 私はそのまま目を閉じた。
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