あとがき

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そうこうしているうちに、最後のページになりました。 じゃあ最後に言いたいことは2つにしておきます。 まず一つ目。 本編に戻りますが、ホテルでの永井の様子について。 普段は聞き手な永井が饒舌に話している、という描写を何度か入れましたが、それは緊張している、ということです。 伝わってればいいな…。 間が持たなくて、緊張して、普段より口数が多くなっている。 翼にはいつも余裕に見えていた永井だって、普通の男性で、きっと余裕な笑みの裏に手汗をかきながらもそれを隠して平然としていた。 永井は王子様でもなければ、どっかの御曹司でもない。至って普通の家庭の人ですので、高いホテルのディナーだって翼とが初めてだったはずです。 一括でぽんと指輪を買えるお金がないので、懸命に働く。 好きな人の前ではかっこつけていたい。 そんな普通の男性です。 と、言いたかったのですが、どちらの目線でもそれを入れることができなかったので、ここに入れさせていただきます。 最後に2つめ。 いただいたスターの数が「不器用な――」を超えてびっくりしました。 更新するたびに投げてくださった方もいて、お名前を見るたびに感謝の気持ちでいっぱいでした。 ありがとうございます。 総合的に見ると、閲覧してくださった方の数は少ないですが、更新するたびに読みに来てくださる方がいて、楽しみにしてくださった方がいて。 みなさまに小さな楽しみを少しでも提供できていたならば、本当に、すごくうれしいです。 ここまで読んでくださってありがとうございました。 先に言った通り新連載を始めようかと思います(きゃっきゃうふふのやつではないです(笑)) そちらもお付き合いいただいたらうれしいです。 では、またみなさまに会えることを楽しみにして、これで締めさせていただきます。 2013.8.3 斎藤 零
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