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アタシ『あ、いた。』 な『どこ』 アタシ『ほら、あのロマンスグレーの、ほれ、あれがパパで横にいるのがママ。』 そう言うと、なーくんはアタシを置いて、ガシガシ早く長い足で歩いて行き、 え? とその後ろを遅れながら小走りでなーくんを追った。 な『こんにちは。初めまして。○○です。』 パパ『あ、ちゃーの父です。娘がいつもお世話になっております。』 そんなやり取りを、まだアタシが追いつかないうちに、アタシの少し離れたところでやっていた。
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