落ちる

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夕方になり、そろそろ帰ろうとなり乗り換えの池袋へ。 するとそこで彼が 『ビール飲んでく?』 『あ、はい』 そして、アルコールが入った二人は、遊園地での会話より少し距離が縮まる様な、話し自体は仕事の話しだったりするし、友達では無いので気も使うのだが、なんか楽しかった。 そのお店の会計は彼が全額出してくれたので、アタシは 『悪いです。すみません。ご馳走様です。あ、じゃあ次はアタシが奢りますね。』 とか言いながら、次あるのかなぁ…と、たまたま座れた席でボーっとしていると、隣に座っている彼が 『あ、白髪』 と言ってアタシの頭をつついた。 アタシ『え!?一本ですか?』 彼『ここも、ここにも。』 と言いながら、中指でボスボスとアタシの頭をつつく。 なんだこれは…と。 何でこの人、アタシの白髪見つけてはボスボスとつつくんだ… しかも近い… アタシはドキドキしていた。
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