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二回目は、なーくんちの駅の近所の飲み屋さん。
アタシ達は確か、終電間際まで飲んで笑った。
そして三回目。
三回目の時はアタシも結構慣れて、殆どタメ口で話していた。
アタシ『ねぇ、結構恐い人だと思ってたけど、案外モテますよね。彼女はいるの?』
彼『いない。俺、凄い自分勝手なのよ。独りが好きなんだよね。釣りとか旅行も独りで行くし。』
アタシ『自分勝手!?じゃあ、あなたが明日釣り行こうって思ってる矢先、彼女が嫌な事あって…今から会いたいなって言ったら?』
彼『うち来て。俺早朝からいなくなるけど。』
アタシ『…へぇ』
アタシはそんな彼の思考が珍しく、色々と想像しては質問しまくっていた。
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