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今まで以上にイライラ妖怪と化していたアタシは、ヤケクソ気味に過ごしていた。
今まで、コッソリと、親しい人にしかなーくんの事を話さなかったアタシが、なーくんを知っている人に話し出していた。
当時アタシはどんな心理だったのだろう…。
『もしかしたら、なーくんから訳わかんないリース屋を薦められるだろうが、聞かなくていいからね。』
と、アタシは言っていた。
醜かった…。
周囲の人達も
『あぁ、聞いた…。てか大丈夫…?なーくん、何かそのリース屋に夢中過ぎない…?』
そんな声も聞いていた。
イライラ妖怪は、周りからもなーくんはそんな風に見えているのかと、憤慨し、とうとうなーくんにぶつけた…。
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