なーくん。

喧嘩

ｱﾀｼの夢は、お嫁さん。母ちゃんになるのが夢。

学生の時は、歌手になるのが夢で、高校から３０歳位までバンドもしていた。

高校の時は、進路を決めるのも就職組にいて、仕事なんか何でも良かった。

早くお金を自分で稼いで、家を出て、いつかバンドで食べて行ける様になるんだ！うぉ～！

っと、先をあまり考えてない子だった。

勝手に進めていたので、最後の三者面談の時に、母が

『え？就職するの？』

と初めて知った。

母は手に職を持っていて、バリバリ仕事をしていた。

だから、ｱﾀｼが就職する事は反対なんかしないと思い込んでいたが、大反対をくらった。

多分、年も明けていて、１月か２月だったと思う。

『とにかく専門学校に行きなさい』

と言われ、けど、まだ募集している学校は少なく、音楽の専門学校は却下。

行けるとこはモード学園だけだった。