僕は君だけ④

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そこから僕とすずねは元のように戻った。 すずねは大学で発表やらレポートの提出が立て続けにあり、そちらに集中することにしたらしい。 夜道は暗いので一緒に帰るようになった。 帰り道ではいろんな話をした。先生が遅刻したとか、友達がキャベツと間違えてレタスを買ったとか…。 夜道だったのではっきりとはわからないけど、表情や声の調子が 嫌がらせにあう前の明るいすずねのもので 僕は本当に嬉しかった。 幸せだ。 このまま、僕の行いをすずねが知らないまま 落命できたらいいのに
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