制汗剤とクラス。

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体育が終わり次の授業は物理。 三限と四限の間の休み時間のお話です。 簡単に説明しておくと、物理の先生は、某有名大学出の先生らしいが……生徒から嫌われ過ぎています。 そして、先生自身私らのクラスが嫌い過ぎるという素晴らしすぎるオチ! 嫌いになる経緯は、とにかく色々あったなぁ(遠い目) この先生がシー●リーズ先生と呼ばれる事件のきっかけとなっています。 紛いなりにでも、ここは女子校。 1クラスだけで、全種類のシー●リーズやエイ●フォーが揃うぐらいの女子力の高さです。 各々が自分の好きな香りを使用しているから、只でさえ凄い匂い。 すると、突然まりさんが 「ねえ、教卓に全種類のシー●リーズを振りかけておこうぜ。」 とまぁ、こんな事を言い出す。 私「Σ( ̄□ ̄)!」 クラス全員一致で、一斉にシー●リーズを装備。発射! あの時の匂いは、一生忘れないでしょう。 当然、教卓は水浸し。 そこをまりさんが、素早く雑巾で拭き取り放置! ここまで、僅か30秒。 私「まりさん、流石すぎるわwww」 まりさん「でしょ?うち、天才だから(ドャァ」 授業開始のチャイムが鳴り、シー●リーズ先生の入場。 教卓には、あきらか何か振りかけたとみえる白い染み。シー先生「あら、この部屋臭くない?」 生徒たち「えwwww全く臭くないですけどww」 シー先生「あー、臭い臭い!ほら、早く窓開けなさいよ!」 まりさん「えー、別に臭くないですけど~wwww」 生徒たち「wwwwwwww」 このやり取りで授業を10分は、潰した私達。 さあ、授業を潰したい人はレッツトライ! 大人気ないな……ごめんよ、シー先生wwww 結果……制汗剤全種類、試してみたら? Next→少女漫画とリアル。
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