〈絶対復縁宣言!〉

16/16
2504人が本棚に入れています
本棚に追加
/330ページ
◇◇◇◇◇オマケのオマケ 「なぁ、いつ髪切ったんだ?」 「土曜の朝です。麻生会計様親衛隊の円地隊長が切ってくださいました」 「…、それって3ーAの英、だろ?あいつ、親衛隊なのかよ?」 「お知り合い…でしたか?」 「そんなんじゃねぇ。髪、赤くしたときに触らせろってしつこくて…。会計が好きなんだな、意外っつーか」 「会計様の髪の毛、だそうですよ」 「………。あんま近寄んなよ、何されっか分かんねぇ」 「……。か、髪の毛と言えば…」 「ん?何だよ、なぁ?」 「前髪…、上げてないほうが、好きです!」 「………。ま、まぁ、休みの日くらいなら…なぁ?」 「はい!」 「……んな喜ぶなよ。っつーかお前、どんだけ俺好きなんだよ?なぁ?」 「………」 「後、風呂んとこのアヒル。赤なんて、よく見つけたな。俺にそっくりな気ぃした、なぁ?」 「…いけませんか?私は桐島さんが大好きなんですよ」 「……俺もだっての。っつーか、髪!全然顔隠れてねぇし!!これからどーすんだよ?」 「どーする?とは?」 「……はぁ。もし誰かに俺とのこと聞かれたら『大切なヤツ』って言えよ?」 「構いませんが…。私は『親衛隊総隊長』ですので、桐島さんがあらぬ誤解をーーー…」 「それでいいんだよ!…その方が虫除けになって都合がいーし。俺も…そう言っとくぞ?」 「ふふ。嬉しいです、ありがとうございます」 「…っつーか。別に事実を言ってるだけだから、なぁ?」 「はい。桐島さん、大好きですよ!」 「バーカ。だからそれは俺も、だっつーの…」 image=480315026.jpg
/330ページ

最初のコメントを投稿しよう!