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ことの起こりは30分前…
人からのみ栄養を摂取できる
突然変異の化け物、食人鬼こと私、
いつか・アザミヤは、
自称通りすがりの微生物
…じゃなくて美青年の配膳係こと
黒枝さんと二人で
私の食事探しの旅をしていました。
そんなわけで今日も
唯一の荷物
革製の黄色いトランクを引きずって歩いていたら
広大な砂漠に迷いこんでしまって…
「よお、お兄ちゃんにお嬢ちゃん!!
こんな砂漠でなあ~にやってんだ?
このまま進むんなら
歩きなんて
アブねえったらありゃしねえ。
乗せてってやるか!?」
そんな時にまるでわかっていたかのように現れた
いいトラック野郎のおじさんのお言葉に甘えたら
突如現れた覆面の奴に
気絶させられて…
「げひゃひゃは!!
てめえみたいなゴスロリとかいう服着た子供は
マニアにウケるからなぁ…
良かったなあ!!
オマエ
旅の浮浪者なんか辞めて
養ってもらえるぜぇぇ!?
奴隷としてなあぁぁ!!」
これから奴隷市に売られることになりました。
ロリコンは死滅しろと
本気で思った瞬間の一コマです。
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