1年S組

2/4
前へ
/35ページ
次へ
キーンコーンカーンコーン 「ま、間に合ったぁ…」 「危ねぇ…」 「セーフッス…」 ゼイゼイと息を切らしながら教室に入るアンリ、鷹、新助の三人 全力で来たので顔は赤く、少々涙目なのでクラスメイトはガン見だ 「ど、どうしよう…僕、あの三人が受けに見えちゃう…」 「僕も…」 チワワ達がもじもじとし、変な空間が漂う教室 ガラッ 「お前ら…席につけー」 入って来たのは鵜上長門 面倒臭がりな王道教師キタァァア!!!!www 「あー…自己紹介は、っと…そういやー外部生がいたなー、えーっと…永倉新助」 「ぅえい!!」 妄想に浸っていた新助に長門から声が掛かる 「ぅえい、てなんだよ…ほら、立って自己紹介なー」 「ええー」 「文句言うんじゃねーよ」 ほらほら、と急かす長門に新助渋々立つ
/35ページ

最初のコメントを投稿しよう!

138人が本棚に入れています
本棚に追加