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2週間後ー…
私と紗希は女子会をしようと紗希の家にいた。
「映画、楽しかったよね」
「うんうん♪メッチャ楽しかった!」
私は今日、紗希に水上に抱いた気持ちの事を話そうと思っていた。
「ねぇ、紗希?」
「なに?どぅかした?」
「あのさ、映画の時からなんか水上が気になるんだけどさ…」
「えっ!?ホントに?」
「えっ、まっ、うん…」
「それって、好きって事じゃん!!」
「まままま待ってよ。ウチそんなんじゃ…」
「いーや。絶対そうだね」
「うぅ…」
私は俯いた。すると、紗希が
「じゃあ、美香がウチに恋の相談してくれたことだし、ウチからも!!」
「えっ、なに?」
「ウチね…彼氏ができたんだぁ」
「えぇぇぇぇぇぇぇ!!」
「ちょっ、バカ!大きい声出さないでよ!!」
「マジで?」
「うん…(照)紀香からその人のアドもらって話してるうちに好きになって告ったらOKしてくれたの!!」
「名前はぁ?なに部?」
「サッカー部の清水隼都先輩!」
「えっ!先輩かよ!!」
「うん(照)エヘヘ…」
「いいなぁ…」
「美香も水上と付き合えるといいね(笑)」
「いやっ、ウチはそんなつもりはないよ!!」
「素直になれよぉ」
「うっ…」
私は紗希に"水上と付き合えるといいね”って言われた時、思った。
――――…水上が好き
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