記憶を無くしまして

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「落ちつけられるわけないでしょっ!!!何ふざけたことを言ってるの!!!」 「すみません、すみませんっ;どうか怒りを沈めて頂きたいです、はい;」 なんとか宥めようと試みたがっ…駄目だ かなりご立腹のようだよ; それに左右に整列している男たちも俺を睨みつけてくるしさー… マジで意味わからんのだけど 前の俺はいったい何をしたのよ 可愛い男の子と左右にいる男たちを怒らせる何かをしたことに間違いはないけど いったい何をしたんだよっ俺 黒歴史でもあんのかっ;; 「本当にさふざけるのも大概にしてよっ!!!」 「いやっマジ記憶喪失なんです、信じて下さいよっ!!;;;」 マジでお願いだ、 信じてくれっ~ 俺は名前以外自分のことがよく分からないんだよっ 「まだそんな嘘をっ…本当にお前は意味が分かんないよ!!! じゃあ、何っ? 今のお前は僕のことが分からないとでも言うのっ!!!!?」 「はい!!;分からないんで自己紹介お願いします!!!!あと俺のそのよく分からない黒歴史も教えて下さいっ!!!」 全力でお願いしますぅうううう 知らなければ知ればいいんだよ これで万事解決だよっ!!
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