記憶を無くしまして

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…何だろうか。 安藤さん達見てると何かが込み上げてくるような… 「…前田さん、鼻血が出てますよ」 「……………」 さわっ…(・ω・´;) ぬるっ なんじゃっ、こりゃあああぁああああぁああΣ(((゚Д゚;;))) 鼻を触ったら確かに鼻血が出ていた 「何に興奮したんですか? あーキモチ悪るっ(棒読み)」 「こ、興奮なんてしてませんっ!!!!;」 どうしたっ何故鼻血が出たんだ!!? 俺は制服のポケットに手を突っ込んでハンカチがあったため鼻を押さえた 「貴方って空気が読めないですね」 「うっさいでふよっ!!! (訳:うっさいですよ)」 鼻を押さえているため鼻声になる 空気が読めてないことは、俺にだって分かってるよ 「まぁ、そんなことはいいです。自己紹介も済んだことですし……」 そう言うと吉野君を抱き抱えながら片手で携帯を取り出した 「貴方が記憶がないことは私たちにとっては関係ないことですが考え方を変えれば私たちには好都合です…」 「ん゙、どういう事ですか;っでかぁ好都合って;;」 ちょっ鼻声が酷いよ 「貴方をこの学園から消すことがですよ(フフッ」 極上な笑みを浮かべて話す安藤さん やべぇよ 俺……け、消される; 「消すって言うのは冗談ですけど(シレッ」 「冗談かよっ!!;; 本気にしたわ、アホっ!!!!」 シレっと話す安藤さんに苛ついて敬語が取れた そして一気に口が悪くなった
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