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「えーと…サクのお母さん?できれば魔力抑えて欲しいんですが。つらいっす…」
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「あぁ、私のことはそうだな…セレスと呼んでおくれ。すぐに抑えよう」
母さんの魔力が収まったと同時に解放感からかため息をついた変態
そんなに苦しかったでしょうか?
セレス
「にしても…あの程度の魔力でこれか。最近の子供は弱いな」
サク
「そうですね。…先生、皆を起こさなくていいんですか?」
サボ
「ふつうなんだふうつふ…はっ!…そうだな。その前にあー…セレスさん?その髪色どーにかなんねーか?」
セレス
「ん?あぁ、銀色は“ツキノコ”の証だったな…変えておくよ」
母さんはそういうと付けついる髪留めに触れ、魔力を流す。すると母さんの髪は白色に変化しました
サボ
「悪いな…こうしとなかいと色々面倒だからな」
“ツキノコ”とは髪や瞳の色が銀色の生き物のこと。本来ありえない銀色と特異な力を持っていて、忌み子や魔盲と同じように迫害されてますが、特異な力もあってか幾分マシですね
なので先生はそう言ったのでしょう。何気に気がききますね
?
「そーいやサクは隠してないよな」
ついでに私もツキノコなんですよ。えぇ。紫の髪に銀のメッシュがはいったといった状態ですね
サク
「隠すのがめんどくさいんです」
?
「なんともサクらしい…」
セレス
「生徒を起こさなくていいのか?」
サボ
「…正直、めんどい」
やりなさい怠慢教師
セレス
「なら私が代わりにやろう。【アクア】」
バッシャーン!!
「「「冷たっ!!?」」」
全員の顔に水を的中させるとは、さすが母さんです!!
「先生!これは一体…」
サボ
「お前らが起きないからだ。おら、続きやれ」
「は、はい!」
《隣の美女誰!?》
なんか皆さん母さんをチラチラ見ながら作業してますね…潰しましょうかね?
セレス
「今は授業中か」
サボ
「使い魔召喚と魔武器精製中だ」
サク
「何故先生が母さんに説明をしてるのですか?するのは俺の役目です!てか離れなさい!!」
?
「マザコンだーーー!!」
そうですが、なにか?
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