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「好きです!俺の…俺の使い魔になってください!!」
母さんを召喚してから早6日。学園長から母さんの滞在許可を脅…いただいて、クラスメイトやリマイッド先生も母さんに慣れきた頃
ヤノウエにハーレムができて俺に絡んでこなくなり、清々しい気分になっていた今日この頃
いつものように母さんの大変美味しい朝食をいただいて、母さんと仲良く登校してきたのですが…
今、教室前で告白されました
俺じゃないですよ?母さんがです。後ろにいる変態が俺の方を見ていますが違います。母さんへの告白は日常茶飯事なのですが…今回は相手も台詞も問題です
セレス
「…誰だかも知らん奴の使い魔など、なりたくない」
「ぁ…俺は1ーAのアレク・シュガイルです!」
相手はあの赤髪の爽やか集大成・爽やか君でした
アレク
「それで…あの…返事は…?」
照れながらに催促してくる爽やか君
あぁ、腹が立ちます。こいつは何を言ってるのか理解してるのでしょうか?たまらず罵倒しようとしましたが、母さんに止められました
母さん…?
セレス
「私はお「「「そうはさせーーーん!!」」」…」
「我らはセレスさん親衛隊!!」
「セレスさんは我らのアイドル!」
「セレスさんによってくるよからぬ虫は私達が叩き殺すわ!!」
「「「セレスさんの敵は親衛隊の敵!!」」」
ビシッ!!
・・・。
どうするんですかこの空気
ていうか、いつの間にできたのですか親衛隊。確実に非公認ですよね?
?
「ちなみに現在の隊員数は?」
「ヤノウエとそのハーレムを除く1ーS全員です!」
…よし、後で全員問い詰めましょう
セレス
「…親衛隊に遮られたが、私は俺の使い魔になる気はないし好意もない。帰れ」
アレク
「え…」
え…ってOKとれると思ってたんですか!?なんという自意識過剰…
ふられたというのに去る気配がない爽やか君。まだなにか?
アレク
「俺と…決闘しろ!サクリフィス・ドリーハム!!」
え?俺?
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