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鍛練場に向かう途中ほかの生徒達とすれ違いましたが皆、俺に道を譲りました
物凄い早さで
いやー、教育が行き届いてますね!
でも先生は先生なんですから生徒に譲らない方がいいと思いますよー
威厳もへったくれもない
サク
「…おや?あぁ、Aクラスの人達でしたか」
闘技場につくとそこには早くもAクラスの皆さん
相変わらずの中途半端な魔力質ですね
サボ
「おい、他の奴らはどうした?」
サク
「さぁ?今向かってるんじゃないですか?」
薬は解除しましたよ
そう言ってるとドカドカとやってきたSクラスの皆さんが到着
こちらを睨んでるのは気のせいです
サボ
「…まぁいい、もう揃ったな。んじゃ始め「ギリセーフゥゥゥゥウ!!」アウトだボケ共ォォォオ!!【風刃】!」
スパパン!
「ギャー!?てめっ、盾にすんな!」
「ミイナ達に当たっちまうだろ!それにお前なら大丈夫だと思ったんだ」
「そうよ!盾くらないなりなさいよ!」
「そ、そーですぅ!」
「ハンス…盾…当たり前」
うわ、あいつらが来やがりましたか…
遅れてきた男子2名女子3名に再び容赦なく魔法を放つリマイッド先生
短気ですね、と言いたいところですがあれは仕方がない。むしろ再起不能してほしかったです
先生は内1人の男子を滅多打ちにすると気が済んだのか、今回の練習試合の説明を始めました
サボ
「対戦相手は自分で決めろ。んで終わったら他の勝ったやつと戦え。それで最後まで残った奴には今日の単位2倍だ!武器はこっちで用意したやつを使ってもらう。いるやつはいないと思うが使い魔はダメだからな。よし、各自決めてやれ。一通り終わったら言え」
説明するとすぐさま鍛練場の端にもたれかかり寝始めた
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