私がナースになった訳

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 人助けがしたい  看護の仕事が魅力的  白衣の天使って素敵 なんてことは思ってないです。 高校3年の進路を決めるときに悩みました。 初めは保母になりたかった私。 少子化が始まりなかなか就職も厳しいかもという時期 どうしようか悩んだ私にとある出来事がありました。 祖父の入院です。 十二指腸潰瘍で約2か月の食事禁止 首の近くの太い血管から点滴を24時間入れてました。 そんな中で、祖父の弟の法事がありました。 家族がいなかった大叔父は私の家のお墓に入ってます。 その法事にどうしても参加したい。 でも禁食中・・・。 わがままと一言では片づけられず 主治医に相談した結果 点滴したままの外出が許可されたのです。 自宅でも点滴管理するという条件でした。 それが可能になったのは母が看護師だったから。 そこで衝撃1個目 「看護師が家にいれば点滴してても外出できるんだ」 そのときはあまり考えてなかったけど 後から考えると大きな衝撃でした。
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