新学期

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「やったぁ! 水貴くんと同じクラス!!」 「まじ!? よかったじゃん~! あんた、ずっと前から水貴くんのこと、狙ってたもんね♪」 隣のクラスらしき女子が喋っている。 その会話を聞いて、さらにげんなりする私。 「なるほど~。 水貴くんか!!」 ニマニマと笑いながら未來が言う。 「未來っ!! 声大きいよ!」 「え~……。 良いじゃん、別に!」 「良くない! ほら、早く教室行こ!」 未來とそんな会話をしていると―――……、 「あっ!! 水貴くん!!」 "彼"がやってきた。
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