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あんまりびっくりしてたから、忘れてたけど、遠藤さんと二次会の準備か。 最初はちょっとハメラレタって思ったけど、知ってる人ならなんとかなるかな。 「コーヒーお持ちしました。」 びっくりして食べるの忘れてたデザート。 チョコムース♪ 「彩子、一口ちょうだい。」 「嫌!!」 「ケチ。」 笑いながらそんなやり取りをする二人。 いつ見ても微笑ましい。 この軽快なやり取りが萌え萌えなんだよね~。 「イトちゃん、食べないなら頂戴。」 澤田さんと彩子さんに見惚れていたら、遠藤さんにスプーンごと手を握られてそのままスプーンを遠藤さんの口元に誘導された!!! 「ギャァ!!」 「うまっ♪」 カァっと頭と顔に血がのぼるのがわかる。 今、私、顔が真っ赤だ。 私の声にこっちを向いた二人が、 「彩子、あれやって!!」 「ジロさん、免疫のない乙女になんてことを!!」 と叫んだのはほぼ同時だった。 言われた遠藤さんは、澄ました顔してコーヒーをすすってる。
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