17069人が本棚に入れています
本棚に追加
/1955ページ
あんまりびっくりしてたから、忘れてたけど、遠藤さんと二次会の準備か。
最初はちょっとハメラレタって思ったけど、知ってる人ならなんとかなるかな。
「コーヒーお持ちしました。」
びっくりして食べるの忘れてたデザート。
チョコムース♪
「彩子、一口ちょうだい。」
「嫌!!」
「ケチ。」
笑いながらそんなやり取りをする二人。
いつ見ても微笑ましい。
この軽快なやり取りが萌え萌えなんだよね~。
「イトちゃん、食べないなら頂戴。」
澤田さんと彩子さんに見惚れていたら、遠藤さんにスプーンごと手を握られてそのままスプーンを遠藤さんの口元に誘導された!!!
「ギャァ!!」
「うまっ♪」
カァっと頭と顔に血がのぼるのがわかる。
今、私、顔が真っ赤だ。
私の声にこっちを向いた二人が、
「彩子、あれやって!!」
「ジロさん、免疫のない乙女になんてことを!!」
と叫んだのはほぼ同時だった。
言われた遠藤さんは、澄ました顔してコーヒーをすすってる。
最初のコメントを投稿しよう!