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最初は料理を教えるはずだった｡だけど日を追うごとに､私が料理を作る日が多くなり､掃除や洗濯まで手伝ったり｡
何と言うか､阿部くんは変に甘え上手なとこがあるし､私は家事を手伝っているうちに私の中のﾏﾈｼﾞ魂が発動しちゃうし｡
夏休みが始まる頃には､私はすっかり通い妻みたいになっていた｡
ま､私は人にどう見られようと､嬉しいからいいんだけどね！
そんな選手とﾏﾈｼﾞ的関係に変化が訪れたのは､大学の夏休みも終わりかけの９月初めのことだった｡
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