お腹いっぱいご飯を食べよう

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実家に戻っていた私は、久々にお母さんと妹と一緒にお菓子でお茶していた。 大学のこと、妹の進学のこと、お父さんのこと、私たちは色々お喋りしていた。 そんな時、またケータイに電話が。 「千代、電話鳴ってるよ」 着信のディスプレイには、『阿部隆也』。 胸が、トクンと弾んだのを今でも覚えている。 「ごめん、ちょっと出てくるね」 はいよ、ってお母さんが笑顔で答えてくれた。
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