可憐で鬼畜で使い魔で

たまには真剣に考えてみる②

｢アハハハハッ！ないない。『グラッツ募集中』で本当にどうにかなると思ったぁ？｣

　爆笑しながら脚をパタパタさせるシャール。スカートが楽しそうに揺れている。

｢じゃ、じゃあなんであんな事……ぁ……ﾐｴｿｳ……させたんだよ？｣

　俺が、見えそうで見えないスカートの中身にウハウハしながら、シャールを見上げると、

　『その質問を待ってました♪』と言わんばかりに、口端を上げてニンマリ笑うチビッコ。