きっかけ

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待ち合わせ場所に向かう私は、すごく緊張していた。 漫画では読んだことあったけど、あんなにえっちな事、私に出来るのだろうか…。 不安と緊張で、心臓が口から飛び出そうだった。 そんな事を考えながら待ち合わせの駅につくと、あらかじめ伝えられていた車が駅前に止まっていた。 「着きました。オレンジ色の服を着ています。駅前の大きい車ですか?」 そうメールを送信すると、車がゆっくり私の方に近付いてきて止まった。 「さらちゃんだよね。こんにちは!助手席にどうぞ!」 そう言われ、慌てて助手席に乗り込むと車はすぐに、走り出した。 「初めまして!緊張してる?」 「あ、は、はい…。少し…。」 「まぁ、すぐに慣れるよ。すぐ着くからさ。」 「は、はい…。」 そんな会話をしていると、あっと言う間にラブホに到着した。 初めて見たラブホに緊張しながら、部屋の中に入った。 中に入っても緊張しっぱなしだった私は、相手に言われるまま一緒にお風呂に入り、お風呂から出てベットに連れていかれて、そこで初めてsexをした。 「痛い!痛いよ、痛いよ…」 初めての私は、とにかく痛がって、なかなかする事が出来ず、相手は若干苛立っていたんだと思う。 三度目に試した時、痺れを切らした相手は、私を強くベットに押し付け 「我慢して!!」 そう、一言怒鳴ると、無理矢理私の中にねじこんだ。 「きゃー!!痛い!いやー!!」 叫ぶ私に構わず腰を降り続けていた。 痛みで訳がわからず、叫び続けている内に行為は終わっていた。 痛みで方針状態の私に、覆い被さり、2回目も無理矢理腰を降り続け、相手は果てた。 行為の後、タバコを吸い終わるとすっと立ち上がり 「ごめんね。これ…」 そう言って私に、10000円を渡してきた。 「え、どういう意味ですか?」 「良いから。」 訳もわからずお金を受け取り、駅まで送り届けてもらい、その相手とはそれっきりだった。 初体験で、お金をもらい、sexがお金になることを初めて知った日だった。 とっても暑い、中2の夏の日の事だった。
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