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「さてと・・・宿題の後で返事を書くか・・・」
落ち着いた所で彼は着替えを済ませ、宿題を始めた。
「貴志君ー!ご飯よー!」
暫くして、塔子が夏目に言った。
「はーい!」
彼は顔が大きい猫と一緒にダイニングに移動した。
「貴志、もうすぐ夏休みだろ?文通相手を家に呼んだらどうだい?」
「えっ・・・?良いんですか?」
滋の提案に彼は驚いて思わず聞き返した。
「ああ・・・聞いた所によると小学生の時以来、手紙のやり取りだけだと言うじゃないか!」
「部屋はまだ余ってるから三人ぐらいは大丈夫よ!お友達に来てもらいなさい!」
「はい!手紙の返事に書いてみます!」
食事後、早速夏目は滋の提案を手紙に書き、翌日にポストに投函した。それから二日後・・・
「六斗!夏目君から返事が来たわ!」
夢愛が夏目が書いた手紙を六斗に渡した。
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