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？「大丈夫かな？こいつ」
？「襲われてたんでしょ？大丈夫じゃないんじゃない？」
？「……帰ってもええ？」
？「駄目に決まってんだろうがぁぁぁ!!」
暗闇の中から声が聞こえる…あ、違った…私が目を閉じてたんだ…
？「こいつ……そろそろ起きるかもしれへん…」
？「まじか!!お～い生きてるか～」
うるさい…耳元で騒がないでよ…
？「やかましいわ…」
私も同感です…暫く寝ていたいので…ちょっと静かに…
ぼんやりとした意識の中、首もとに違和感を感じた。
「やっ!?」
ゴンッ
「っ!!」
？「いだ!!」
勢いよく飛び起きた私は、何かに額をぶつけてしまった。
「痛い……」
鈍い痛みで完全に覚醒した私は、自分がソファーに寝かされていたことに気づいた。そしてソファーの足下に転がっている少年も確認できた。
「え……誰ですか？」
？「お前…石頭かよ…」
額をおさえ、ゆっくりと起き上がる少年は女の子と間違えるほど可愛いらしかった。
「女の子…？」
？「誰が女の子だ!!」
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