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「ちょちょっと、ゆかりさん!どうしたんですか?」
慌てて階段を駆け登った衝撃で
また頭が揺れる。
「・・・つっ」
こめかみを押さえる私に
「あ~2日酔いって言ってたっけね。大丈夫?」
大して心配などしていなそうに
「はい、お土産」
と、最近ハマッているらしい
マ○茶のPETボトルを
私にも1本差し出した。
「昨日の記憶ある?」
「・・・ところどころ無いです」
「やっぱりね~」
マ○茶を口に含みながら
ジロリと私を見るゆかりさんの
切れ長の目が・・・コワイ。
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