恋と愛

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助かった・・・ ホッと息を吐き 胸をなで下ろす。 このシミが何なのか 分からないけど 今 大久保さんの元カノの話しを聞いたら せっかくの今日という1日が グレー色の思い出として 残ってしまう。 それは、すごく大事な物を失う感覚に近い気がして避けたかった。 ほどなく あやふやな私の思いを乗せた車は 道に迷うこともなく 無事に海へと辿り着いた。
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