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「・・・大久保さん・・・
それ・・・プロポーズ?」
すっごく嬉しいのに
信じられなくて
気持ちにブレーキがかかる。
手放しで喜べない私を再び
ギュッて抱きしめた大久保さんは
「うん。
結婚を前提に付き合って欲しい」
そう言って
「香奈ちゃんの心臓
爆発しそうだよ(笑)
俺のこと・・・意識してる?」
なんてふざける。
「もおぉ~!ヒドイ!!」
彼の胸をおでこでドンと頭突きして
「でも、・・・うん。
私も・・・
ずっと好きだったみたい。
って、さっき気づいたんだけどね」
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