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『お前のために言っているんだ』
その言葉は上辺にしか聞こえなかった
勉強は出来る方だったから何も問題がなくて
特待生の特典で授業免除があったから
テストの日だけ登校した
それでもきつかった
周りの目が気になって
笑い声が陰口を言われているんじゃないかとか
僕が庶民だから軽蔑されているんだとか
被害妄想していた
ほら、
実際僕を見て笑うんだ
ここの"世界"は嫌いだ
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