一話

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まずい、初っぱなから和樹はめちゃめちゃまずい。 理由はな… 「ぼ、ぼぼぼきのにゃまぇは、やまししたかずきどっせ!?///」 あがり症なんだよ、あいつ。 ただでさえそうなのに、一番最初なんてもっての他。 しかも、あいつは緊張や照れがピークに達すると 「うわぅ…///バタリ」 倒れる。 因みに、これが告白出来ない最大の理由。 んで 「か、和樹ぃ!!??」 沙弥が取り乱す。 これ絶対。 小中と続いてきた云わばお約束。 これにより自己紹介は中断。 初日はクラスメイトの名前を知らずに帰ることになり、和樹は一躍有名人となる。 はぁぁあ…
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