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まずい、初っぱなから和樹はめちゃめちゃまずい。
理由はな…
「ぼ、ぼぼぼきのにゃまぇは、やまししたかずきどっせ!?///」
あがり症なんだよ、あいつ。
ただでさえそうなのに、一番最初なんてもっての他。
しかも、あいつは緊張や照れがピークに達すると
「うわぅ…///バタリ」
倒れる。
因みに、これが告白出来ない最大の理由。
んで
「か、和樹ぃ!!??」
沙弥が取り乱す。
これ絶対。
小中と続いてきた云わばお約束。
これにより自己紹介は中断。
初日はクラスメイトの名前を知らずに帰ることになり、和樹は一躍有名人となる。
はぁぁあ…
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