一話

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「...む!!..さむ!!おい、起きろ理!!」 肩を揺すられ、嫌々起きる。 「朝から五月蝿いな。まだ大丈夫だろ?」 目を擦りながら友人、山下 和樹(ヤマシタ カズキ)に文句を言う。 「もう8時過ぎてんだよ!!ほら急げ!!」 和樹はそう言うと、真新しい制服を投げ渡してきた。 欠伸をしながら袖を通す。 朝ご飯を食べている暇はないので、鞄を持ち和樹に声をかける。 「行くぞ」 「遅ぇよバカ」 さぁて、今日から高校生活だ
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