一話

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一応言っておくが2人で暮らしている訳ではない。 たまたま泊まりに来ていただけで…… BLとかでもないからね!? そこ重要。 ちなみに和樹とは孤児院で知り合ったいわば親友。 能力は『ハナス』。 人以外の物と話すことが出来る。 まぁ、紹介はこんなとこだな。 「なぁ、理」 「ん?」 「俺何組?」 「……三」 時たま、こいつは俺の能力を使って下らない事を知りたがる。 多分今回も… 「三組に可愛い娘いる?」 ほら、下らない。 中学の時もこれだった。 「残念だったな、お前のタイプはいない。残念ついでに一緒のクラスだ」 「そいつは残念だ」 ケラケラと冗談を言っている内に学校へ到着。 入学式が始まってすぐに爆睡した。
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