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僕は二人の相談役になってやってるからそれで両思いなことが発覚したんだ。
でもまぁ相談の内容がとにかく面倒くさい。
『何てメールすればいいかな』
『あんな事言っちゃった、嫌われたかな』
『あいつ好きな人いるかな』
延々こんな感じ。
しかもメールがくるのは、決まって真夜中。
勘弁してくれ…
カムバック、僕の貴重な睡眠時間。
っと、そろそろ止めなきゃ。
和樹が死んでしまう。
「沙弥、そろそろ和樹死んじゃうから…」
「だってこいつが私のこと貧乳っていったのよ!?酷いと思わない!?」
「だから、俺は沙弥が貧乳とはいってな…」
「誰が貧乳じゃゴラァ!!」
胸ぐらを捕まれた和樹の頬に、右ストレートがはいる。
「グハァッ!!」
「ちょっ、沙弥ストップ!もうすぐ先生来るから席に戻りなって」
これ以上はマジで命の危機なので沙弥を引き剥がした。
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