地球最後の告白を Ⅰ

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赤「大人になりたくないな…。」 そういった僕に、君は… 黒「どうしたんですか?何かあったんですか、赤司くん。」 赤「いや、なんにもないよ。」 僕は心配そうな顔で除きこんできた君に、そういって誤魔化した。 君がいるとカッコつけてしまうんだ。つい、大人ぶってしまう。 そんな日を毎日駆けた少年の頃。 どうやら、『大人になりたくない』といった僕の身にその通りの罰…… いや、その通りの悪戯が起こったらしい。 そう。 好きな人と同じ時間を歩めないという、つらい現実。 相当な悪戯だ。 ――――――不老不死。 お節介すぎるだろ。 何も、いった通りにしなくたっていいではないか…? せめてもっとマシなのがよかった。 神様、素敵なプレゼントありがとうございますっっ。 なんて、他の人たちは言うだろう。だけど僕はそうは思わない。 何ていったって、さっき僕が言ったのと的はずれだろう?
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